【個人投資家の節税】含み損は損出し(確定益と損益通算)して、税金対策をしよう!

今年はボックス圏を形成する相場で、短期取引による確定益を積み増すことができました!
そのため、すこしでも確定益にかかる税金を減らすため、含み損を売却して節税をする方法(損出し)について調べてみたので、自分への備忘録も含めてご紹介します!

損出しとは?

結論から解説すると、損出しとは、

  1. 普段の取引で、確定益が発生している。
  2. 含み損がある銘柄を売却して、確定損を作る
  3. 1の確定益に確定損をぶつけて(損益通算して)、既に払ってしまった税金を取り戻す

というフローのことを言います。

含み損がある銘柄を損失確定して、買い戻す

例えば、確定益が100万円あるとしましょう。

株式の利益には約20%の税金がかかるため、20万円が税金で徴収されます。

その状況で、もし含み損が60万円の銘柄を保有していたとします。

その含み損がある銘柄を売却して、同じ値段で買い戻した場合、

  1. 100万円の確定益
  2. 60万円の含み損銘柄を売却して、60万円の確定損を出す
  3. 1と2の損益通算が行われ、確定益が40万円になる。
  4. 1で払っていた60万円分の税金が返ってくる(約12万円)
  5. 含み損60万円の銘柄が、含み損0円の銘柄に変わる

となります。

含み損を綺麗に精算して、払いすぎていた税金を取り戻すことができます!
もし、確定益がある状態で、含み損の銘柄がある場合は、損出しを行い、含み益の多いポートフォリオにして次年度を迎えることで、更に来年、確定益を増やす手助けになります。

損出しの注意点

既に払った税金を取り戻せる損出し。

うまく利用すれば、大きく節税できますが、注意しなければならないこともあります!

同一営業日に買い戻しをしてはいけない。

損出しする銘柄を売却したあとに、同一営業日に買い戻しをしてはいけません!

同一営業日に買い戻しをした場合、ナンピン買いをして売却をした場合と同じ計算になってしまいます。

わかりやすく例にすると、

  1. 取得単価50万円の銘柄Aが、30万円まで下落している(20万円の含み損)
  2. 9月1日に銘柄Aを30万円で売却
  3. 2の売却後、9月1日に再度、銘柄Aを30万円で購入

このような流れで同一日に損出しした銘柄を買い戻してしまうと。

  1. 取得単価50万円の銘柄Aを保有した状態で、更に30万円で銘柄Aを購入
  2. 50万円と30万円で銘柄Aを購入したため、平均取得単価が40万円になる
  3. 取得単価40万円の銘柄Aを半分だけ売却して、10万円の確定損・10万円の含み損になる

このような計算になってしまいます。

そのため、損出しをする場合は、次の営業日に買い戻すようにしましょう。

せっかく含み損と確定益をぶつけて、節税しようと思っても、同一営業日に同一銘柄を売買してしまうと、効果が半減してしまいます。
逆に、あまり確定益がなく、含み損の半分だけを損出ししたい場合は、同一営業日に買い増しと売りを行うとよいでしょう!

長期保有特典の株主優待がもらえなくなるかもしれない。

損出しで一番気をつけないといけないことは、株主番号が変わることで、長期保有特典の株主優待がもらえなくなる可能性があるということです!

  • オリエンタルランド
  • JPX
  • 明光ネットワークジャパン

など、長期保有をすると株主優待がグレードアップする銘柄は意外と多いものです。

損出しをして、全銘柄を手放してしまうと、株主番号が変わってしまうので、長期保有特典がもらえなくなる可能性があります!

オリエンタルランドの長期保有特典はめちゃくちゃいいので、絶対に手放せません笑

手数料と税金は確実にかかるコスト

投資をする上で、確実にかかるコスト。それは、

  • 手数料
  • 税金

の2つです。

これら2つのコストをいくら下げられるかが、長い投資人生に大きな影響を及ぼすでしょう。

去年まで、大きな取引をしてなかったわたしにとって、損出しは初めての経験です。
もし、間違っている箇所がありましたら、ご指摘いただけますと幸いです😊