経済サイクル(10年)をまたいで確実に利益を出すピクテ流「育てる投資」

ピクテの「お金のタマゴ」式投資手法紹介の第4回目!
今回は、10年以上かけてじっくりと資産を増やす「育てる投資」です!
ピクテについて、まとめた記事は以下ですので、もし、ピクテについて知りたい方はご拝読ください!

ピクテ流お金のタマゴ式「育てる投資」

ピクテ公式サイトより引用

今回は、右から2番目の「育てる投資」について解説します!

育てる投資の特徴は以下のようになっています。

  • ハイリスク・ハイリターン
  • 10年(経済サイクル)以上、待てる資金
  • 資産の20〜50%

1経済サイクル以上、待てる資金で投資をする

「育てる投資」の絶対条件は1経済サイクル以上引き出さないでおける資金で投資を行うことです!

その理由は、世界経済は常に成長しているため、1経済サイクル(10年)以上、株式を保有し続ければ、ほぼ確実に収益がプラスになるからです。

その例として、1998年〜2018年の世界株式の保有期間別収益率では、最悪のタイミングで世界株式を購入すると1年という短いスパンでは、-47.1%の下落を受けることを示しています。

しかし、同じ投資対象を12年以上保有していた場合、最低値は+0.2%になり、いつ世界株式を購入しても勝てることをデータが証明しています。

債券と異なり、短期で大暴落をする株式ですが、世界経済が成長している限り、右肩上がりで株価は上がり続けます。
そのため、短期で狼狽売りせずに、じっくりと長期でホールドし続けることが「育てる投資」では重要になります。

「育てる投資」の例

ピクテの本では、育てる投資の例として、以下の2つのファンドを紹介しています。

  • 世界分散型の株式ファンド
  • 一般的なバランスファンド

ピクテの基本方針である分散投資を行いながら、ハイリスク・ハイリターンの株式に投資をするイメージでしょうか?
もし、株式の変動率が怖いのならば、債券や不動産も組み込まれたバランスファンドが良いですね!

ピクテが運用する世界株式ファンドの特徴

ピクテは「iTrust世界株式」という「育てる投資」用のファンドを販売しています。

そのファンドの特徴は以下の6つです。

  • 高い競争力をもつグローバル優良企業(MSやGoogleなど)
  • 世界分散投資
  • 年間のポートフォリオの回転率は20%
  • 株式の平均保有年数は5年
  • 1銘柄あたりの組入比率を3%程度以下
  • 割安なタイミングで買い、定期的に比率調整を行う

高い競争力をもつグローバル優良企業

  1. 豊富な資金力がある
  2. 優れた開発力
  3. 価格競争力
  4. ブランド力
  5. マーケティング力

この5つを基準に、10年後も繁栄しているであろうグローバル優良企業が、「育てる投資」の投資基準です。

わたしが大好きなDisneyは、これに当てはまりますね!

  1. 大量のM&Aをする資金力
  2. 世界最高のアニメーション技術
  3. 競合がいないゆえに、価格を自由に設定できる
  4. 言わずもがな、世界最高のブランド力
  5. 世界中の人を幸せにするマーケティング力

すべて、世界トップクラスの企業です!

Googleやマイクロソフト等も、この基準に該当します!

世界分散投資

株式が1経済サイクルで値上がりしやすいといっても、単一国の場合、確率が低くなります。

例えば、ロシアや日本では、株価が低迷した期間が10年以上あり、単一国への投資は危険だと判断しています。

ピクテの信条は「絶対に負けないこと」
リスクをとる「育てる投資」でも単一国への投資は絶対にしません。

年間のポートフォリオの回転率は20%

一般的なアクティブファンドの年間のポートフォリオの回転率は100%と言われています。

しかし、ピクテのアクティブファンドは20%程度の回転率で、じっくりと投資をすることに集中しています。

回転率を抑えることで、無駄な手数料をなくし、利回り向上の確率をあげています。

株式の平均保有年数は5年

分散投資と同じく、ピクテが徹底していることは長期投資

投資は長期で行えば行うほど、勝つ確率が上がります。

そのため、ピクテのアクティブファンドでは銘柄の平均保有年数を5年とかなり長い期間で運用しています。

個人投資家でも5年間同じ株式を持ち続けることは難しいです。
圧倒的な資金をもつプライベートバンクのピクテが長期投資を行えば、複利の力も働き、莫大な利益がでることでしょう。

1銘柄あたりの組入比率は3%程度以内

ピクテはリスクをなるべく下げるために、集中投資をしません。

そのため、ポートフォリオの1銘柄における最大組入比率は3%程度以内としています。

日本株個人投資家の場合、資金力がないうえに株式の1単元が高いので、これを真似するのは難しそうですね・・・
しかし、米国株投資家の場合は、最低手数料の撤廃などのおかげで、真似しやすい環境が整っています!

割安なタイミングで買い、比率調整を行う

長期分散投資をするといってもアクティブファンドのピクテ。

市場平均を上回るように、割安なタイミングで買い、ポートフォリオの比率調整は常に行っています。

株価は短期では感情で動き、長期では本質で動きます。
そのため、妥当な株価を見極められるピクテは、一時的に下落して割安になった株式を購入するように試みています。

個人投資家はもっとリスクをとっている

株式を中心にグローバル分散投資をする「育てる投資」は、ピクテの中ではハイリスク・ハイリターンとして捉えられています。

それに比べて、私達、個人投資家の多くは、2,3カ国の株式に集中投資をしています笑

もちろん、個人投資家の場合は、追加入金力があるため、時間分散がされリスクが抑えられるということもありますので、ピクテと比較するのはおかしいのですが、ハイリスクをとっているという認識は必要でしょう。

世界トップクラスのプライベートバンクがハイリスクとしている投資よりもハイリスクな投資をしているという認識があれば、短期の株価下落で狼狽売りに走ることはなくなるでしょう。
自分がとっているリスクがどれほど大きいものかを認識するためにも、ピクテの運用方針は良い勉強になりました!

ピクテの運用が気になった方は!

ピクテの運用方針について、事細かに説明している本です。
日本の将来についての専門的な予測やリスクヘッジの考え方、ポートフォリオの組み方など、個人投資家にとって役立つ情報がてんこ盛りなので、ぜひ、ご拝読くださいませ!

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