長期分散投資でミドルリスク・ミドルリターンを狙う「ピクテ流ちょっと欲張った投資」

ピクテの投資法紹介シリーズ第3回目は、長期分散投資でミドルリスク・ミドルリターンを狙う「ちょっと欲張った投資」です。
1年間で最大下落率25%までは覚悟の上で、長期的に投資してリターンを積極的に狙いにいく投資法です!
※ピクテの投資法については、以下の記事で紹介しています。

ピクテ流「ちょっと欲張った投資」の特徴

ピクテ公式サイトより引用

上図の中間値にあたる、ピクテ流「ちょっと欲張った投資」の特徴は以下の通りです。

  • ミドルリスク・ミドルリターン
  • 5〜9年は待てる資金
  • 資産の20〜50%

1年間の最大下落幅を25%以内に抑える

ピクテは200年以上の運用経歴があり、投資家心理に関しても、世界で最高の情報を持っています。

そして、そのピクテが、「投資家が冷静さを維持できるリスク水準」というのは25%の下落まで。と、長年の歴史から結論づけています。

そして、「ちょっと欲張った投資」は、最大下落幅25%を条件に投資家が狼狽売りしてしまわない水準で、資産をじっくり育てる投資法です。

たしかに、1000万円投資していた資金が、1年で750万円まで減ってしまったら、冷静さを保てるか自信がありません・・・
個人投資家の場合は、投資資金=生活費でもあるので、リスク許容度はかなり低いはずです。

ちょっと欲張った投資の例

  • 為替ヘッジされた世界公益株式ファンド
  • 為替ヘッジされたハイイールドファンド
  • 為替ヘッジされた新興国債券ファンド

ピクテは、ちょっと欲張った投資のリスク・リターンを実現するために、上記のファンドをおすすめしています。

この3つのファンドならば、利回りは高い一方、変動リスクも高いため、為替ヘッジすることで為替変動リスクをなくし、商品の変動リスクだけにリスクを限定することで、最大下落率25%以内に抑えつつ、高い利回りを享受することができます。

もちろん、これは、「ちょっと欲張った投資」と同じリスク度合いのファンドの紹介です。
実際のピクテの運用はもっと複雑かつ機動的なものになっています!

ピクテのダイナミックアロケーションファンドとは?

ピクテが「欲張らない投資」として実践しているのが、ダイナミックアロケーションファンド運用。

大胆かつ機動的な資産配分の変更を行うアクティブファンド運用です。

リスクをとりながらも超分散投資

こちらの記事で紹介した「欲張らない投資」でもそうなのですが、ピクテの投資方針は徹底した超分散投資です。

その理由はもちろん、可能な限りリスクをさげて、リターンを引き上げるため。

そして、今回紹介している「ちょっと欲張った投資」も超分散投資を基本として、「欲張らない投資」よりも株式などのリスク度合いが高い資産に多めに資金を投じています。

超分散投資と長期投資はピクテの投資哲学の根幹をなす部分です。
お金のタマゴ式投資のどのレイヤーであったとしても、超分散投資は徹底されています!

ダイナミックに資産配分を変更する

通常はパフォーマンスの良い株式などのリスク資産に投資をしながら、リスクが高まるにつれて、国債やキャッシュなどの安全資産へ資産配分をダイナミックに移動させます。

これが、ピクテのダイナミックアロケーションファンド戦略で、時代に合わせて最も有利な投資対象に資産配分を多く割り当てるようにしています。

リスクプレミアムを計算して、割安なリスク資産に投資する

リスクの高い株式やハイイールド債は常に価格が変動しているため、リスクプレミアムと期待リターンの値も常に変動しています。

そのため、期待リターンが大きいにもかかわらずリスクが変わっていない資産をみつけだし、その資産に多めに投資をすることで、価格変動リスクを抑えながら株式と同程度のリターンを実現しています。

リスクプレミアムを計算して、ダイナミックに資産配分を変更した例

2015年に米国ハイイールド市場が大幅に調整し、その利回りが急騰した際、ピクテはリスクプレミアムが乗ったと判断し、資産の20%を米国ハイイールド債に変更しました。

そして、2017年9月までに全て売り切って、利益を出すことに成功しています。

また、2015年のチャイナ・ショック時には、株式を売却しキャッシュポジションを25%程度まで引き上げることで、ポートフォリオのリスクを軽減し下落を抑制することに成功しています。

インデックス投資がもてはやされ、アクティブ運用が悪者扱いされがちですが、ピクテのようにアクティブ運用をしているおかげで、リスクを抑えながら高リターンを叩き出している例もあるのですね☺

アクティブ運用が悪いわけではない!

世界的名著の「敗者のゲーム」や「ウォール街のランダム・ウォーカー」でインデックス投資が正解とされている現在、アクティブ運用は損をしやすい投資と認識されています。

しかし、アクティブ運用はファンドの手数料が高いため、その分ハンデを負った状態で勝負をしています。

もし、ピクテの投資手法を参考に、ファンドを利用せずに、自らアクティブ運用ができるようになれば、市場平均を超えるパフォーマンスが出せるかもしれませんよ!

ウォーレン・バフェット様もピーター・リンチ様もジョージ・ソロス様も、みなアクティブ運用で桁違いのパフォーマンスを出しました。
インデックス運用は確かに期待値は高いかもしれませんが、大勝ちができる投資法ではありません。
自分が信じられる投資手法があるのならば、アクティブ運用にトライしてみるのも良いかもしれませんね😊

ピクテが少しでも気になった方は

今回紹介した投資法を実践しているピクテの書籍です!

とても、オススメの本なので、少しでも気になった方はご拝読くださいませ!

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